車エビ
沖縄は日本トップクラスの養殖数を誇る、車エビの宝庫。
なんと、「沖縄県車海老漁業協会」に登録されている車エビの養殖場は16か所もあります。
沖縄本島に7か所・石垣島に3か所・久米島に6か所です。
実は、今でこそトップクラスにまでなりましたが、もともと天然の車エビは周辺海域に生息していませんでした。
また、他の都道府県より10年も遅れて、車エビの養殖を始めたほどです。
にも関わらず、養殖生産量が全国トップになったというのは凄いことだと思います。
それに、沖縄料理から真っ先に車エビを想像する人は、ほとんどいないのではないでしょうか。
沖縄は、一年中温暖な気候と水温を保っているので、上述したように車エビの養殖に大変適しています。
なので、沖縄という大変恵まれた環境で育った車エビは、ほとんど臭みがなありません。
生のまま食べても、ほんのりとした甘さとプリンプリンとした食感を楽しめるのが特徴です。
そして、活き車エビの話題に変わりますが…。
活き車エビの提供期間は、年によって変化はありますが、およそ9月から翌年の7月までと長いです。
沖縄に来たらぜひ味わっていただきたい、地元ならではの食材となっています。
ちなみに、7月から9月までは、養殖場の整備期間に充てられています。
この整備期間中も、車エビを冷凍しているお店がほとんどなので、安心して1年中車エビを堪能できます。
車エビは、だいたい5段階の大きさによって分けられます。
中サイズ約14センチから、大物約17センチ、ゴジラサイズ約19センチまで。
その絶品の車エビを堪能できるお店があるのは、沖縄県車海老漁業協会にも登録される養殖場がある久米島です。
日本の渚百選に名を連ねている「イーフビーチ」から徒歩約1分の場所に、島の新鮮魚介を贅沢に堪能できると大変人気が高い「お食事処 波路」があります。
このお店では、鮮度抜群の車エビ料理を楽しむことができます。
さらに、久米島産の車エビは、お刺身で食べるとねっとりとした食感と濃厚の味わいが特徴的です。
また、塩焼きで頭から尻尾までバリバリと豪快に食べれば、香ばしさとともに歯ごたえも楽しめます。
波路のお料理は、リーズナブルにもかかわらず物凄くボリューミーで、かなり食べ応えがあります。
ぜひ、沖縄に来たら寄ってください。
その価値は、存分にありますよ!
お食事処 波路
住所:沖縄県島尻郡久米島町謝名堂548-32
TEL:098-985-7046
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